ガイラインを取り付けて、やや満足。(笑)
http://life.kayak-laidback.com/?eid=73(↑ 前回「テント自己満足改良」の記事はコチラにて。)
ですが、いじりだすとついぞ色々とやりたくなる性分の私めでして。。。
前回言っていた「もう一つ気になる物」に着手!
ターゲットはコチラ
テントポール。
このポールですが、起こりうる症状としての代表は「折れる」が代表的ですが、他にもこんな事があります。
中でポールを繋いでいるショックコード、バンジーコードとも言いますが、フォールディングカヤックのフレームの中にもある、ゴムを使った伸縮コード、こいつの経年劣化による伸びまたは切断。(汗)
ちなみに、ショックコードが伸びてしまうとこのようにポールがうまく繋がってくれません。
まぁ、手で繋げてもいいのですが。。。億劫だし、組む度にこれでは困ったものです。
そこで、新しい物へ交換いたしましょっ!
どうせなら、手順を追って交換していきましょーーーっ!
まずは、ポールエンドのティップを外します。
最近はこんな形の物が多いのではないでしょうか。
ティップを外すには、テイップ部分を反時計方向へ回します。
すると、ネジを外すようにグリグリ回りとれます。
ティップの下部、フレームに隠れていた部分が螺旋状になっていますね。
この螺旋が、端のポールの小さな凹みと噛み合って留まっているのですねーーー。
更に引き抜くと、ショックコードが案外ラフにティップに縛り留められています。
うーん。。。ま、いいんだけどさーぁ、末端処理しといてほしいなぁぁ。
ブツクサ言いながらも、ティップの結び目をほどきショックコードを引き抜くと。。。
このように全バラになります。(笑)
この時にポールは元の順番通りに並べ置いておくと後で楽です。
と言うのも、両端に来るポールにはティップを留めるための凹みがあるので、混ぜてしまうと端のポールを探しながらの作業となっちゃいます。
新しいショックコードを用意しましたー。
左、新しいショックコード。
右、古いショックコード。
色が違う。
太さは。。。殆ど同じかな。
見た目からの判断はそんな感じ。
しかしですね、それだけじゃないんですっ!
左、新しいショックコード。
右、古いショックコード。
中身が違うんですねーーーー!
古いショックコードは一般的に使われている生ゴムですが、新しいショックコードの中身はシリコンゴム。
シリコンゴムの何が良いかと言えば、温度変化による耐劣化性がとても高いみたいです。
寒い中でも固くなりにくく、熱さにも強い。
特に寒さの中では生ゴムは伸縮性が無くなりそのままですが、シリコンは再び伸縮性が戻るそうです。
現場でダラーンと繋がらないポールを目の当たりにした私め。
せっかくショックコードを交換するなら使ってみようとの自己満足的改良な訳ですね。
そんなこんなで、新しいショックコードを施してみましょーーー。
新しいショックコードにティップを繋ぎ…
順番にポールを通して行きます。
…が、4本通した時点で残りはこの長さ。(汗)
ポールは全部で8本なので、残り4本を通さないといけません。
そこで登場、「バイスグリップ」!
日本語で言うと、握り万力?
日本語にしなくても。。。いいか。(笑)
簡単に説明すると、物を掴んだまま固定してくれるペンチのような物なんですねーー。
「そんな道具持ってなーい!」という場合、大きめの目玉クリップなどでもOKですっ。
さて、続き。
ショックコード引き出してバイスグリップで挟むと、この通り任意の位置でショックコードを固定してくれます。
後は残りのポールを通し、最後の1本の手間で再び固定。
反対側のティップを結び留め…
ティップをねじ込み…
バイスグリップを外したら、カチャンと気持ちよくポールは繋がり…
完成ーーーーーっ!(笑)
この時期はこんな風に旅の道具の手入れ。。。自己満足改良もしてみたり。
なかなかどうして、こういう時間も楽しいものですねー。
これにてひとまず、旅するマイハウスのリフォーム終了ーーーっ。
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烏賊をさばくお母さん達 山形
「あの日は大変だった。向こうに比べたら天国だけどさ。」
「こっちは落ち着いたの?」という問いに返ってきた言葉。
主語を言わずとも、「あの日」災害を被った方への労いが思いを繋げた。
あの海を漕ぎたい。
あの人に会いたい。
東北関東大震災義援金 日本赤十字社のサイト